どんな工事がある?

中小でも狙える公共案件の種類とは

「公共工事って、道路とか橋の大型案件でしょ?」
「うちは規模が小さいから、どうせ無理…」
そんなふうに思っていませんか?

実は、中小・個人事業主でも十分に狙える公共工事はたくさんあります。
むしろ、発注者(市区町村など)からすれば、「近くにいて、丁寧で、小回りが利く業者」は非常に重宝されます。

この記事では、「どんな公共工事があるのか?」「中小でも受けられるのはどんな種類か?」を具体的にご紹介します。


✅ 公共工事とは?まず基本をおさらい

公共工事とは、国・都道府県・市区町村などの行政機関が発注する工事のことです。
たとえば、

  • 道路の舗装や修繕
  • 学校や公民館の改修
  • 公園の整備
  • 排水設備や配管の更新
    など、公共の生活インフラや建築物に関わる工事全般が含まれます。

民間とは違って、「入札によって公平に発注先を決める」のが原則です。
「大手だけが取ってる」というイメージがありますが、実際は小規模の業者がたくさん参加しています。


✅ 中小でも狙える!公共工事の種類

では、具体的にどんな工事が狙えるのでしょうか?
特に中小企業でも受注しやすい、比較的小規模な公共工事のジャンルをご紹介します。


① 小規模修繕(いわゆる「小修繕」)

学校・公園・役所などで、

  • 照明の交換
  • 手すりの設置
  • 扉や窓の修理
  • トイレの改修
    といった数十万円〜数百万円程度の修繕工事があります。

これらは「随意契約」や「指名競争入札」で行われることが多く、地域の業者が優先されやすいジャンルです。


② 電気・空調・給排水などの設備工事

設備業者にもチャンスは多くあります。たとえば、

  • 学校の照明をLEDに変更
  • 公共施設の空調機の入れ替え
  • 排水管の更新や清掃作業
    といった設備関連の更新・保守・点検工事は、必ず定期的に発生します。

行政は「地元に業者がいてくれると助かる」と考えているため、地域密着の中小業者にチャンスが巡ってきやすいです。


③ 外構・土木の小規模工事

道路の補修・側溝の整備・公園の砂場入れ替えなど、外構や軽微な土木工事も頻繁に発注されています。

特に、

  • アスファルトの穴埋め
  • 舗装面のバリアフリー化
  • 側溝フタの取り替え
    といった作業は、緊急性が高くて地元業者への依頼が多いのが特徴です。

④ 建物の修繕・内装工事

建築系でも、中小が受注しやすいのが以下のような工事です:

  • 庁舎や施設の塗装工事
  • 公営住宅の内装張り替え
  • 天井や壁の補修、床の貼り替え など

金額も小さめで、地域の実績が重視されるため、新規参入のチャンスもあります。


⑤ 冬季の除雪・緊急対応系

地方や積雪エリアでは、除雪業務を委託する自治体もあります。
また、大雨による倒木・冠水などの「緊急対応業務」も地元業者に頼る傾向が強いです。

こうした案件は、特別な建設業許可が不要な場合もあるため、まずは役所に情報収集をしてみる価値ありです。


✅ どうすれば受注できるの?

受注までの基本ステップは以下の通りです:

  1. 建設業許可を取る(500万円以上の工事の場合)
  2. 経営事項審査(経審)を受ける
  3. 入札参加資格審査に申請する(国・都道府県・市町村それぞれ)
  4. 入札・指名・または随意契約での受注に備える

特に小規模修繕や随意契約では、「地域の実績」「役所への顔出し」がポイントになります。
名刺を持って役所の建設課・営繕課などに挨拶に行くことも、受注の第一歩です。


✅ どこで案件を探す?

公共案件の情報は以下のような場所で公表されています:

  • 各自治体の公式ホームページ(入札・契約情報欄)
  • 「JACIC(建設情報総合センター)」の工事情報
  • 「電子入札システム」や「物品調達システム」
  • 地元商工会・建設組合・業界団体

また、「地元の先輩業者」や「行政書士・建設業サポート会社」などに相談すれば、自社に合ったジャンルやエリアを紹介してもらえることもあります。


✅ まとめ:実はチャンスだらけ。中小でも「地域の信頼」で取れる!

公共工事というと「大手の仕事」というイメージがあるかもしれませんが、
小さな工事こそ、地元業者に任されているのが現実です。

特に、

  • 学校や公共施設の小修繕
  • 電気・設備の更新工事
  • 公園整備や外構補修
    などは、中小業者のほうが動きやすく、行政も歓迎する傾向にあります。

「入札って難しそう…」と思うかもしれませんが、
一歩踏み出せば、安定した仕事の入り口になります。
地元で着実に仕事を増やしたいなら、今がチャンスかもしれません。

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